NHKの観点が。。。?

 録画しておいた「夕張 破綻が住民を直撃する」を観た。昨年財政破綻した夕張市を追ったもの。もちろん住民あっての地方行政ではある。その一方で、様々な行政サービスを抑えて歳出を抑えない限り国の理解が得られず負債を返還することはできないこともまた事実だ。その板ばさみの中でどのように地方自治を運営していくべきなのか。ただ、社会の末端である住民一人ゝの生活を見てしまうとやはり同情的になってしまうのではないだろうか。経営というのは時に痛みを伴う決定を下さなければならないと思っている。住民を意識することは重要だが、経営決定を温情によって左右されるのはまた愚かなことだと思う。そういう意味ではNHKの取材の仕方は、しようがないとはいえ好きにはなれなかった。