036.ハリーポッターと死の秘宝 J.K.ローリング
いよいよ最終巻。
これまでの2巻は全体的に登場人物はイライラしてるし(悩める年頃だからしょうがないよね)、ヴォルデモートの力は戻ってくる。
最初の1〜3巻の時のような展開が速く、ワクワクドキドキなストーリーとはほど遠い。
だけど、それがまたいいとこでもある。
正直、前半のハリーはスター過ぎる所があった。
それが後半になるにつれ、求められる活躍水準が高くなり、周りもハリーを手助けできる状態でなくなってくる。
そして、自分たちの脆さをしることになる。
きっとそういう人間くさい部分にのめり込み、最後に涙するんだろう。
自分としては、少しあっさりなエンドでちょっぴり物足りないが、終盤のエピソードにはたまらないものがあった。
ネタバレだから書かないけど。
「ハリー・ポッターと死の秘宝」 (上下巻セット) (ハリー・ポッターシリーズ第七巻)
- 作者: J.K.ローリング,J.K.Rowling,松岡佑子
- 出版社/メーカー: 静山社
- 発売日: 2008/07/23
- メディア: ハードカバー
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