悩むことには(建設的な)意味はないよ

悩まない。悩んでいる暇があれば考える:ニューロサイエンスとマーケティングの間
 脳科学マーケティングの人とは対象が少し違うけど、悩むことに意味はないよ。別に恋愛とか友達とかいろんなことに悩んでいる人はいっぱい、いっぱい、いーっぱいいるけど少なくとも建設的な意味ではね。勉強に関してもそうだとは思うけど、学術面でしっかりとした結果を残していない自分にとってはそっちの面において言えることはすくないけど、実生活ならいくらでも言える。

何に悩んでんの?

 もし悩んでると思ったら、自分の悩みの原因を一度深く掘り下げた方がいい。自分は何でこんなに悩んでんだろう?本当の原因は何だろう?一つ原因が思い浮かんだら、さらにその原因を考えてみることだ。そのときにシンプルに、だけど思考を停止させずに考えること。深く、深く、掘り下げていくと大体大きな原因は1つか2つの要素になることが多い(3つになったことってあるかな?覚えはない)。僕はあまり複雑な人生を歩んできていないので大体1個にしかならない。

悩みの原因の種類は?

 で、考えついたら、次にすることは1つしかない。グルーピング。
 その悩みが「自分の行動」によって改善する見込みがあるのか、あるいはそうでないかの2つに分けることだ。ただし、これは自分の行動によって「解決できる」かどうかじゃない。あくまで「改善できる」かどうかだ。で、改善できる方法があるならその行動を取る。そうでないなら、そのことに対して力を使うのを諦めて(行動することをね)、他の何かに時間、体力、知力を動員すべき。
 たとえば、勉強。試験が近い。あまり、勉強してこなかった。焦りだけが先走る。どうしよう。今から勉強しても間に合わないかも。。。そんなの勉強するしかないでしょ。試験終了後、受かってるかな?受かってないかな?どうしよう、どうしよう。何にも手につかない。。。悩んでもしょうがないでしょ。悩むくらいなら他のことに時間を使おうよ。

最後に大事なことはあきらめること

 人間すべてのことに対して成功するなんてことは1%すらもない。大切なのは行動して結果を待つこと。ただし、単に待つんじゃなくて何かに時間を遣う。そして、あきらめの心を持つこと。自分の行動ではどうしても改善すら望めない時がある。そういうときは、キレイさっぱり諦めることだ。だって、考えても行動してもどうにもならないんだから。1回出した解答案は2度と変わらない。自分に出来ることは何もない。まさに、人事を尽くして天命を待つ。そのかわり、少しでも改善できると思ったら頑張ってみようよ。

大切なのは自分の力で何とか出来ることとそうでないことを分けること

 悩まないことに必要なのは、要はそれだけ。本当に。少しでも悩んでみたらそれを実行してみるといい。人生最悪があったらもう良くなるだけ。昔のスープスパゲッティのCMのように。ちなみにこの考え方はたぶんノーマン・V・ピエール氏の『積極的考え方の力』から来ていたと思う。これを読んだからってクリスチャンになったつもりはからきしないけど、悩んでる人には結構効くと思います。

積極的考え方の力―ポジティブ思考が人生を変える (Life & business series)

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 あと、怒りとか悲しみにも同じことが言えると思う。悩みほど分かりやすい効果はないかな?