海外研修七日目

最初の週末

最初の週末は世界遺産の豫園(よえん、現地ではユーユエン)と、上海市に隣接している蘇州の中にある拙政園(せっせいえん、現地ではヂゥオヂョエン)に行った。
どちらも庭園の世界遺産ということで、比較的雰囲気は似ていた。世界遺産という前提知識もあってか、とても雰囲気のある庭園で楽しかった。人は多かったけども。
拙政園の方が広くて開放的な感じの雰囲気。豫園には欧米の人が多かったけど、拙政園は中国人の方が圧倒的に多かった。

豫園の中でお茶をタダで飲ませてくれる入れてくれる場所があったので試してみた。
もし、攻殻機動隊2ndGIGの25話(だったかな?)あたりの飲茶を入れるシーンを見たことがあるならそれをイメージしてもらえればわかりやすい。
日本のお茶とはちょっと入れ方が違うので見ていて面白かった。あと、希望すれば10種類ものお茶の説明と試飲ができ、希望により茶葉を一缶200元で買うことが出来る。
あまりお茶に興味がない僕にとっては、一缶200元は決して安くないけど世界遺産の場所で売っているという話題的な要素、ぎゅうぎゅう詰めに入れてくれることあたりを換算すると、悪くはないのかなと僕は思った。

食べ物

トライしてみた食べ物。一週間食べたけど思いつける物、印象に残っている物を書いてみる。

  • 臭豆腐:字の通り臭い豆腐。とある上海人は、上海でも有名だけどあまり上海人で好きな人はいないよ、とのこと。でも、そんなことないよっていう人もいたりしてよく分からない。福岡とかにある豚骨ラーメン屋の如く、屋台に近づくと独特のにおいがする。口に含むとはっきり臭うけど、味はまぁまぁ。でも、無理っていう人も多かった。
  • 小籠包:場所によるけど、近場にある店はとてもおいしい。小籠包に関してはあまり外れはないと思う。
  • 餃子:具の主流は3種類と聞いた。セロリ・ニラとあと何か。中国人はセロリとかパクチーとか香りのある野菜が好きなようで個人的には苦手。あと、水餃子が主流と聞いたことがある。
  • モンゴルの食べ物:羊肉とか何かの麺とか色々あったけど、あまり好みには合わなかった。とりあえず、麺っぽい物は苦手。
  • 麻婆豆腐:平気で大きい唐辛子が入っているので、唐辛子をかじってしまうとかなり辛い。でも、日本のものになじみのある味。

食べ物に関して全体を通した感想。

  1. 香りのある野菜を多用する傾向あり
  2. 麺と書いてあっても日本の拉麺を仮定しない方がいい
  3. 辛い物はかなり辛い(ちょっと辛いかな、ってものはあまりなかった気がする)
  4. 肉とか魚には骨が多い

小ネタ、というか思ったこと。

  • 蘇州の町中で小さな子が道ばたでウンコしてた。びっくり。
  • 上海-蘇州間は新幹線で移動した。日本の新幹線をイメージするといいかな。駅は、フィンランドで見た駅に近いイメージ。広がりがある感じ。
  • タクシーはかなり安い。4人くらいで移動するなら地下鉄とあまり変わらない。ただし、あくまできちんとしたタクシーを選べば。蘇州では真西に移動してくれればいいのに北をぐるっと回っていた。30分乗っても30元=450円くらい。地名の説明がうまくできないと目的地のエリアが広いとちょっと苦労する。