就活におけるグループディスカッションを一段階上のレベルで行う方法。

 タイトルはちょっと仰々しいけど、基本だと思う。
 僕の友達がある会社でグループディスカッションをやったときにうまくいかなかったらしい。メンバー全員にセンスがあれば細かい点に注意することはないだろうけど誰もがそういうわけではない。ということで、どこかのブログで読んだことを思い出しながらまとめてみる。良く考えてみるといつか学校で聞いたことのある小論文の書き方に似ているかもしれない。


1.各メンバーの役割を明確に定める
 この作業は必須。役割を作ることで責任を持たせると同時に自らの役割をこなすという積極性が出る。

  • 司会:ディスカッション全体の管理を行う。
  • タイムキーパー:時間を計るだけではなく、いつまでにどこまで会議を進行させるかということを常に意識し、進行を管理する。
  • 書記:できればメンバーが読みやすいようにホワイトボードなどが使用できるとなおgood。
  • まとめ役:各々の意見を把握しながら時間をみてまとめに入る。議論が熱くなりそうだったら一旦止めてまとめる。この役は少し難しいかもしれない。

最低でも以上の4役は準備する。もう少しいけるなら「議論の軌道補正役」などがある。人数が多い場合には挙手制にするなどの工夫が必要。


2.問題そのもののドメインを定義する
 例えば「子ども向けに売れる雑誌をつくる」という課題の場合、まず「子ども」とは具体的に何を指しているのかをしっかりと定義する。例えば「小学生高学年」向けだとか「幼児向け」だとか。さらには「男子むけ」なのか「女子むけ」なのか。こういうことをはっきりと定義しておかないと、Aは中学生向け雑誌を前提として考え、Bは小学生中学年向けを想像しながらディスカッションしていくと途中で話がかみ合わなくなる。もちろん、そのときにしっかりと突き詰めて考えていくとお互いの対象としているドメインが異なることが徐々に分かってくるが、その頃にはかなりの時間を浪費している頃だと思う。


3.ブレインストーミングを行う
 ブレインストーミングとはとにかく議論はせずに意見だけを集中的に出す。このときに他人の意見を絶対に否定してはいけない。ともかく思いつくだけの意見をありったけ搾り出すこと。大体10〜15分あれば終わるでしょう。


4.カテゴライズする
 先ほどで出し切ったアイディアを似ているもの関連性のあるものをカテゴライズする。それによってぐちゃぐちゃだったアイディアたちに関連性が生まれすっきりする。


5.ディスカッションのゴールに向かうように議論を行う
 否定したり・流したりすることはしないように気をつける。相手のアイディアのいい部分を掴み取るように意識する。間違っても独りよがりな議論にしないこと。そうは言っても誰もがそうしてくれるわけではなく延々と意見を言いまくる人や人の意見には否定から入ってくる人がいるのでそれには落ち着いて対応すること。


6.結論をまとめる
 これはもう。。。


検索をかけると結構出てくるようなので調べておくとなお良し。あと練習を続けること。