Mr.&Mrs.Smith

 僕の中では結構新しい作品のつもりだったんだけど、既に3年も前の映画だった何てショックだ。だけど、それと中身の面白さは関係ない。アクションならガンアクションもいいけどカーアクションが特によかった。でも、それ以上にいいのは中盤のラブシーン。文学じゃないけど、暴力と性っていうのは相性がいい。EDは賛否両論そうな気もするけど個人的にはso so。


 ついでにいうなら吹き替えはブラット・ピットの山寺宏一、ヴィンス(エディ)の小山力也だから英語版を見るのはもちろん吹き替えもみておきたい。

性と暴力といっても

 この映画のそれは、かなりマイルド。でも、映像ではこれくらいがほどほどでいいのかな。小説ではもっときっついヤツがいくらでもある。自分の読んだ中でも『隣の家の少女』とか『城の中のイギリス人』とかゲルマニウムの夜(いつ読んだっけ?感想書いてないや)とか。バタイユの『眼球譚』(名前は眼球譚の方が文学っていう感じがするけど読んだことがあるのは『目玉の話』)もいいけど、あれはもっと純粋なエロティシズムか?


 うーん、何かエロいお話が読みたくなってきた。誰かお勧めしてくんないだろうか?とりあえず、谷崎潤一郎あたりの『痴人の愛』あたりは読んでおかないとな。

痴人の愛 (新潮文庫)

痴人の愛 (新潮文庫)

隣の家の少女 (扶桑社ミステリー)

隣の家の少女 (扶桑社ミステリー)

城の中のイギリス人 (白水Uブックス (66))

城の中のイギリス人 (白水Uブックス (66))

ゲルマニウムの夜―王国記〈1〉

ゲルマニウムの夜―王国記〈1〉